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まだブログを始めて間もないころ,弁護士バッヂを裏返してつけている
という記事を書きました。

過去記事:弁護士バッヂが外れてる!?

弁護士バッヂは,金色ですが,実際は純銀製で,表面は金メッキです(ただし,非常に
高額ながら純金製も存在します。)。

そのため,しばらく付けていると,メッキが剥がれてきて,徐々に地金の銀が露出してきます。
年配の弁護士のバッヂは,更に銀の硫化が進んで黒ずんでいたりします。

なお,どう見ても若手の弁護士なのに,やたら銀色のバッヂをつけている人がいますが,
そういう人は,あえて表面のメッキを落とすため,小銭入れなどに入れているようです。
あんまり金色だと,経験が浅いように見られて,なめられてしまうからですかね。。


上記のリンク先の記事のとおり,私は,バッヂを裏返してつけていますので,
バッヂの表面がスーツに守られているためか,メッキがなかなか剥がれませんでした。
ところが,先日から上着を着るようになったため,数ヶ月ぶりにバッヂを取り出して
見たところ,若干メッキが剥がれかけていました(ー_ー)!!

うーん,やはり,普段裏返しにしているといっても,数年経てば剥がれてくるのですね・・・。
いつまでも,初心を忘れないように金色でいたかったのですが。。


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今回は,前々回の記事1回分使って説明した「イソ弁」についてです。
前々回の記事

多少説教っぽくなっていますが,その点はご容赦下さいませ。

***********************************

私が合格したころの司法試験(旧司法試験)では,11月に最終合格の発表があり,
そこから4月に司法修習に行くまでの5か月間は,多少の事前課題があるものの,
基本的には自由に過ごすことができました。

その間,受験生でも,司法修習生でもない,「司法試験合格者」という
極めてファジーな身分なのですが(その実態は無職やフリーターに近い。。),
大学や受験予備校はVIPとして扱ってくれるし,司法試験合格者として
非常に割りのいいアルバイトができるので,お金には不自由しないし
親戚や友人達からは持ち上げられまくるしで,かなり居心地がいい生活を送ることが
できます(笑)。

5か月の間に,ある者はバイトでお金を貯め,ある者は海外を放浪し,ある者は
就職活動をし,またある者は合コンに励む(笑)など,思い思いの生活を送ることになります。

私の場合,近い将来のため貯金をしようということで,大半の時間をバイトに
費やしてしまいましたが,少しだけ就職活動や事務所訪問もしました。

そんな中訪れた,ある事務所のボス弁の話が非常に印象に残りました。
もう5年以上前の話なので表現が正確ではありませんが,確かこんな話だったと思います。

「ボクは,イソ弁時代,ボスのことを一番のお客さんだと考えて仕事してた。」
「だから,ボスの仕事を一生懸命やったら,ボス凄く喜んじゃってさー。」


それから1年くらいが経ち,既に司法修習生になっていたころ,
ある大先生にお食事に連れて行っていただいたことがありました。
お食事中に,その先生が仰っていたことも,また心に残りました(ちなみに,
言葉使いが乱暴になっているのはその先生のイメージからです。実際にそのように
しゃべっていたわけではありません。多分。。)。

「今のイソ弁は,みんな給料もらって雇われている(サラ)リーマン弁護士だ。
本当の意味でのイソ弁じゃねえ。」
「お前らみたいなヤツらに,年間何百万円も払うお客さんなんかどこにもいないが,
ボス弁は払ってくれてるんだ。」
「だから,お前らも,イソ弁として雇われたら,ボス弁のために仕事しやがれ。」


以上の2人の先生が仰っていることは,表現の違いこそあれ,ほとんど同じことです。

ボス弁とイソ弁を単なる雇用主と従業員と同じように考えてしまうと,
給料が定額なんだから,できるだけボスの仕事をしない方が得だとか,
やっているボスの仕事もできれば省力化したいとか考える人間も出てくるかも
しれません。

しかし,ボス弁をお客さんと考えたら,そういうわけにはいきません。
お客さんのため,最高の結果を残すべく,最大の努力をしなくてはならないはずです。
そして,年間数百万円という報酬を支払ってくれるような超優良顧客を
満足させられないようであれば,他のお客さんを満足させることなど
できるはずもありません。

上記の2人の先生の仰ることは,そういったイソ弁のあり方というか
イソ弁の心意気について,非常に上手く表現していると思いました。
そして,2人とも,客観的に見て,大成されている弁護士に違いありませんでした。

そこで,私も,弁護士になったら,お二人のマネをして自分のボスの仕事を
しっかりやって,ボスを満足させられるよう頑張ってみようと思いました。

正直,2年半のイソ弁生活中,至らないことも(非常に)多かったと思いますが,
ボスの仕事の手を抜くということは一度もなかったなので,一応前記のスタンスは
貫き通せたのかなーとも思っています。


前回の記事でも書いたとおり,最近は圧倒的な供給過多のため,イソ弁の
勤務条件が著しく低下しているようです。
そのため,イソ弁のボス弁に対するロイヤリティーが下がってしまうのもやむを得ない
ところがあると思いますが,せっかくこの弁護士就職難の中雇ってもらったのですから,
イソ弁にとってボス弁は最初でかつ最高のお客さんだという視点を持って
頑張ってみるのもよいかもしれませんよ♪

いわゆる「イソ弁」についての記事を書こうと思っていたのですが,
最近,弁護士業界とは無関係の友人から

「お前の使うちょっとした言葉の意味が分からんので,記事もよく分からん。。」

というクレーム(?)をいただきました。
そこで,今回は「イソ弁」やその他の形態の弁護士について説明しようと思います。

**************************************

「イソ弁」というのは,「居候(いそうろう)弁護士」の略称で,
法律事務所を経営している弁護士から雇われて給料をもらっている
弁護士のことをいいます。
反対に,イソ弁を雇っている経営者の弁護士のことを「ボス弁」といいます。

このような名前が付いたのは,元来,弁護士は自分で事務所を構えるのが
本来の姿であるという考え方があったからだと思われます。
従来,弁護士は,まずボス弁に雇われて,ボス弁の仕事をしながら,徐々に仕事を
覚えていき,数年くらいでボス弁から独立して,自分の事務所を開設するというのが
セオリーでした。
つまり,かつての弁護士業界は,職人的な徒弟制度の下成り立っていたわけです。


しかし,日本に弁護士というものが登場してから長い年月が経ち,
弁護士・法律事務所にも色々な形態が現れました。

昔は,弁護士といえば,個人で事務所を開くことが多かったですが,
現在では,何人かの弁護士が集まって経営することも多く,
その場合の共同経営者の弁護士は,「パートナー(弁護士)」と呼ばれます。

また,近年,大都市圏にある大企業を相手にするような事務所が競争力を付けるため,
合併を繰り返して,在籍弁護士が数十人から100人を超すような大規模事務所
も現れています。そして,そのような事務所では,経営に参画する弁護士と
雇われている弁護士に分かれており,後者を「アソシエイト(アソ)」などと
呼ぶことが多いです。

「パートナー」と「アソシエイト」の関係は,事務所によっては,旧来型の
「ボス弁」と「イソ弁」の関係と同じ場合もありますが,ある程度の規模の
事務所になると,「アソシエイト」から「パートナー」に昇格することも想定
されており,全く同じではない場合もあります。

また,近年は,法律事務所ではなく,特定の民間企業に就職する「インハウスロイヤー」や
任期付で公務員となるケースも増えています。


そして,法曹人口の大幅増加を掲げた司法制度改革の結果,
ここ10年ほどで弁護士の数が爆発的に増加した影響で,
新規登録の弁護士を既存の事務所がキャパオーバーで受け容れられず,司法試験に
合格しても就職できない人が大幅に増えており,社会問題化する事態になっています。

そのため,いわゆる「イソ弁」の過程を経ないで,いきなり自分で事務所を構える
「ソクドク」(「即時独立」の略)や「タク弁」(「自宅開業弁護士」の略)等の
言葉が登場するに至っています。

勿論,以前から,司法修習を終えてすぐに独立する弁護士や,自宅で開業する
弁護士がいなかったわけではないのですが,ほとんどの場合就職できないという
理由からではなく,他の理由からそのような選択をしただけで,現在の「ソクドク」
等とは本質的に違うと考えられているのです。

また,このような状況下で,既存の事務所に在籍する形を取りながら,
経営者から給料をもらわず,経営にも参画しない形態の弁護士も現れており,
他の事務所の軒先を借りているということで,「ノキ弁」と呼ばれています。

この「ノキ弁」には,更に様々な形態があり,主に,①事務所に経費を入れない形態,
②毎月固定額の経費を入れる形態,③売上に応じた経費を入れる形態等に分かれる
ようです。
②になると,限りなく「パートナー」に近づきますが,事務所の経営に口出し
できない他,事務員が利用できない等の制限が課されていることが多いようです。
また,1年目は①ですが,2年目以降は②または③という複合型となっていることも
多いようです。


運良く既存の事務所に就職できて,晴れて「イソ弁」となれても,以前に比べて
圧倒的な買い手市場になっていることから,低い給料(報酬)に甘んじたり,
事実上使い捨てのようにされたりして,劣悪な勤務条件に泣かされるケースも
増えているようです。

このまま行くと,弁護士資格を持ちながら,弁護士になれず,
資格を生かせるような仕事にも就くこともできない人が大量生産されることにも
なりかねず,早急な法曹人口の抑制(司法試験合格者の削減)が望まれます。
最近,ややお堅い記事が続いていたので,今回はちょっと軽めなネタで。

この業界には,「弁護士時間」という言葉があります。

これは,弁護士が時間を守らないことを自虐的にいう(時には裁判所等から,侮蔑的に
呼ばれる)ときの言葉です。

以前は,弁護士は,分刻みで忙しく仕事をしていることが勲章であるかの
ように言われ,スケジュールを組むときも,ギチギチに詰め込んでしまうために,
どんどん時間が押してしまって,お客さんを30分から1時間くらい待たせることも
平気な風潮があったようです(病院の診察予約に通じますね。。)。
昔は,裁判の期日にすら,平気で遅刻するような弁護士も結構いたようです。

弁護士の社会的ステータスの低下や,一般市民からの視線の厳しさにより,
最近は多少は改まったようで,裁判期日に遅刻するような弁護士こそ
少なくなりました。

それでも,法廷に時間ギリギリに駆け込んでくる弁護士は非常に多い気が
しますし,待ち合わせ時間を守らない弁護士は非常に多いです。
特に弁護士登録後20年以上経ったようなベテラン弁護士には,その傾向が
顕著な気がします。

そのため,結構時間に几帳面なところがある私にとっては,この業界は
非常にストレスが溜まります。。

しばらく前ですが,裁判所の第1回口頭弁論期日に出廷したところ,
相手方の弁護士2人の内,若手1人だけ出廷しているのですが,
そのボスであるベテラン先生が来ません。
東京の先生で,自動車で移動中とのこと。
若手先生や裁判所書記官が相手方弁護士に連絡を取ろうと試みますが,
移動中のためか電話に出ない模様。

すると,期日の時間から15分くらいして,
「いやー,渋滞にはまってしまって,遅くなりましたー。」と言いながら,
ベテラン先生がやって来ました。。

それを聞いた私は,

「来る前に,道路情報確認すりゃ分かるだろ,そんなこと!!」
「ギリギリで来ようとするからだろっ!!!」


という心の叫びとともに

秘儀「音の聞こえない舌打ち」

を繰り返し,宮本武蔵を気取った(?)ベテラン先生のじらし戦術を
何とかかわしました。


ていうか,そんなことやってたら,この業界に未来はないと思うのです。

「時間を守る弁護士!!」
なんていうのが,キャッチフレーズになったらお終いですね。。
「弁護士のお仕事」のカテゴリからは微妙に外れますが,
「弁護士ってこんな生き物なんですよ~。」ということをお伝えしようと
思い,新しく「弁護士の生態」というカテゴリを作りましたー。

今回は,その第1回です。

*********************************

私が一番行くことの多い横浜地裁では,裁判期日の始まる10分前くらい
になると,エレベーターの前に人だかりができます。
中には,裁判傍聴に来た一般の方,事件の関係者,裁判所の職員,
司法修習生,法律事務所の事務員,司法記者の方々もいますが,
その多くは弁護士です(多分)。

そういうときにエレベーターに乗った際,いつも気になっているのですが,
エレベーターでのマナーがなってない人が結構目に付くのです。
たとえば,よく見かける光景を挙げると・・・・

①人が後から乗ってくるのに,真ん中に居座って奥につめない
(しかも,押されてムッとしている)
②操作盤の前に立っているのに,人が乗り込んでいる最中にも
かかわらず,「開」ボタンを押そうとしない
(人が挟まれても,ノーリアクションな人もいる)
③人が乗り込もうとしているのに,「閉」ボタンを押す
(期日に遅れてそうな人に多し)
④途中階で止まったとき,入り口付近で立ち尽くし,降りる人の
邪魔をしている
(声かけられても,最小限の移動しかせず,一旦外に出るのを妙に
厭う人もいる)
⑤降りるとき,前に人が立っているのに,「降ります。」とも言わず,
突き飛ばすようにして下りる
(④の人と,仁義なき戦いを繰り広げていることも,たまにあり)

などなど。


こういうのって,普通に会社に就職して働いている人は,
当たり前のマナーとして身に着けていると思うのですが,
どうも我が業界(特に,年配の弁護士)には,こういう基本的な
所作のなっていない人が多いような気がします(客観的資料に基づくわけでは
なく,単なる主観的な感想です。念のため。)。

やはり,弁護士は,独立開業した後は,たとえ小さくても一国一城の主。
周囲からは「先生」と呼ばれ,絶対的君主として君臨してしまうため,
周りの人への気配りができなくなってしまう人が多いのではないかと思います。

私も,十分に気をつけていこうと思います。


ちなみに,私は,今日,後から乗り込んできた全然知らんオバちゃんから,
いきなり「6階!」と言われてしまいました・・・・。

心の中で,「オレは,エレガじゃねぇ!!!!」と突っ込みを入れたのは,
ここだけの話です。
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