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当事務所のすぐ近所にある,とあるコンビニの店内には,
小さいながらも郵便ポストが設置されていました。

弁護士の事務所では,日常的に大量の郵便物を出すため,
歩いて数秒の距離にポストがあるのは非常に便利で,
頻繁に利用していました。

ところが,一昨日,郵便物を持って店内に入ったところ,
ポストが無くなってしまっているではありませんか!!??

もしや,当事務所からの大量の郵便物に耐えかねて,ポストを
廃止してしまったのか・・・?

などと考えてしまいましたが,そのコンビニが日本郵便との
提携をやめて,ヤマト便の取り扱いを始めたことによるものとのことでした。

これからは,歩いて3分くらいの距離にある大船駅の下にあるポストか,
ルミネウイングにある郵便局まで行かなければならなくなります。

ちょっとガッカリしたお話でした。。
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今回は,保釈についての雑感を少し書きます。

ご存知の方も多いかと思いますが,現在の日本の保釈率(勾留されている人の中で,
保釈が認められた人の割合)は15%前後に留まっています。
かつては,日本でも保釈率が50%を越えていたこともあったのですが,
80年代以降保釈率が徐々に下がり続け,10年ほど前に12%台まで
落ち込みました。
裁判員裁判実施の影響なのか,近年は若干の回復傾向にありますが,
それでも,極めて低い水準であると言わざるを得ません。

ただ,日本では,保釈を請求する被告人の割合自体がかなり低いため,
結果として保釈率が下がっているという事実も見逃せません。

保釈請求の割合が少ないのには,色々原因があるようですが,
大きな理由の一つとして,保釈保証金の金額が高額すぎて,保釈のハードルが
上がってしまっていることが挙げられるでしょう。

現在の実務では,事実上150万円が最低基準額となっており,
犯罪の性質や,被告人の資力を考慮して,金額がプラスされていく
という運用がなされています(勿論,場合によっては150万円よりも
低い金額になることもありますが。)
そのため,保釈を希望しているにもかかわらず,保釈保証金を準備することが
できず,保釈を諦めてしまう方も多いのです。

最近は,保釈保証金の立替(貸付)をしてくれる団体もいくつかありますし,
今後日弁連が「保釈保証事業」を開始するようですが,
保釈請求数の向上の抜本的解決につながるかどうかは,まだまだ未知数です。

ただ,保釈請求数自体を増やさないと,保釈率が上がるはずもないので,
個々の弁護士が意識的に保釈請求に取り組まなければならないでしょう。

保釈が認められることによって,被告人が得られる利益は計り知れません。
保釈が認められたほとんどの方は,家族や親しい人たちと一緒に過ごせる
ことの有難さを口にしていますし,職を失ったり,退学になったりせずに
済む方も多いです(まあ,釈放されて,しばらくすると自由の身に慣れてしまい,
その有難さを忘れてしまう方も,中にはいますが・・・。)。

また,弁護人としても,わざわざ警察署に出向くことなく,被告人に
事務所に来てもらって打ち合わせをすることができますし,
ちょっとしたことは電話で確認することもできるので,結果として
充実した弁護活動につながります。

というわけで,今後も,ガンガン保釈をとおしていこうと思います!!

前回から引き続いて,保釈についてです。
今回は,裁量保釈と私が保釈請求の際に注意していることについて
書いていきます。


裁量保釈とは文字どおりでして,除外事由があって,権利保釈が認められない
場合であっても,裁判官が裁量で保釈を認めることをいいます(刑事訴訟法90条)。

裁量保釈を求める上で重要な要素は,保釈の必要性(保釈しなければいけない事情)と
保釈の相当性(保釈を許しても構わない事情)です。
これらの事情をどれだけ説得的かつ豊富に挙げられるかで,保釈の可否は
決まってきます。

保釈の必要性としては,たとえば,自分が働かないと家族が生活していけないとか,
被告人が介護している人がいるため,身体を拘束されると,要介護者の生命身体に危険が
及ぶとか,会社や自営業をしていて,身体拘束されると,事業が続けられなくなるとか,
病気や怪我のため本格的な治療を受けなければならないとかいった事情が挙げられます。
また,保釈の相当性としては,たとえば,事実を認めて争う気がないとか,被害者と示談が
済んでいるとかいった事情が挙げられます。

そして裁判所は,特に必要性の方を非常に重視する傾向が強いようです。
そこで,私は,保釈請求をする際には,被告人本人のみならず,家族や友人・
交際相手等に連絡を取り,何か保釈の必要性に関する事情がないかどうか
粘り強く聞き取るようにしています。

今回のケースでも,保釈請求の前日に,保釈請求書を書き上げてから,
もう一度接見に行って,何か付け加えることがないか確認しに行きました。
すると,新たに本人からある事情を聞き出すことができました
(本人にとっては,ことの性質上言い出しにくいことだったのかもしれません。)。

そこで,保釈請求書を大幅に書き直し,その事情に関する添付資料も色々と付けた上で,
裁判官との面接に臨んだところ,裁判官がその事情を非常に重視してくれて
トントン拍子で保釈が許可される運びになったのです。
おそらく,その事情がなければ,保釈は蹴られていたでしょう。

前回も書きましたとおり,本来は権利保釈により保釈されることが原則
であるにもかかわらず,保釈の必要性を強調して,裁量保釈に全てを賭ける
ことについては,本音を言うと,法律家として納得のいかないところもあるのですが,
現に実務がそうやって運用されている以上,やむを得ないことだと思っています。

なお,保釈には,もう一つ「義務的保釈」(刑事訴訟法91条)と呼ばれる
ものがあり,身体拘束が不当に長期に及んだときに認められることになっていますが,
私は,今まで義務的保釈が認められたのを一度も見たことがなく,
実務ではほとんど利用されていないようですので,説明を省きました。

次回は,保釈についての雑感を書こうと思います。
昨日の夕方,今やっている被告人国選事件で保釈許可決定が出ました!!

早速,今日の午後,裁判所に行って保釈保証金収めてきたところ,
無事釈放されようで,本人から連絡がありました~~~。
釈放されたときに本人からかかってくる電話は,いつ受けても嬉しいものです!

これで,今,私が担当している被告人国選の被告人は,2人とも保釈
中ということになります。


ここで,保釈について簡単に説明します。

保釈とは,簡単にいうと,捜査が終わった後,起訴されて刑事裁判にかけられることが
決まった被告人について,裁判が終わるまで一時的に釈放することをいいます。

捜査中に逮捕・勾留され,身体を拘束されていた「被疑者」は,
起訴されて「被告人」になった後も,別途手続を必要とせず,勾留を受け続けることに
なっています(「起訴後勾留」といいます。)。

しかしながら,身体拘束をするのは,被疑者や被告人が逃亡したり,証拠を隠滅したり,
証人を脅したりすることを防止するためなので,こういった弊害がない場合には,
身体拘束を続ける必要がないはずです。
また,起訴された段階ですと,既に捜査が終了し,通常であれば被告人を有罪にできるほどの
証拠が集められて,検察が保管しているのですから,釈放をしても問題は少ないはずです。
そのために認められたのが「保釈」という制度なのです。

保釈には,「権利保釈(必要的保釈)」と「裁量保釈」というものがあります。

権利保釈とは,先ほど挙げたような,逃亡や証拠隠滅のおそれがあったり,一定の重大犯罪を犯した
場合であったりするなど身体拘束を続けなければならないような
一定の事情がないのであれば,原則的に保釈を認めなければならないというものです(刑事訴訟法89条)。
すなわち,条文上,保釈は原則として認めなければならないことになっているのです。

もっとも,裁判所は,この権利保釈をなかなか認めたがりません。
具体的な危険性があまりなくとも,罪証隠滅のおそれがあるとか,
証人威迫のおそれがあるとして,権利保釈を切ってしまうことがほとんどです。
つまり,実務においては,原則と例外が完全に逆転しているのです。
その理由には諸説あるようですが,これについては,また機会を改めたいと思います。

このように,権利保釈がなかなか認められないため,我々弁護士が保釈請求をする場合,
建前上は権利保釈を求めつつ,予備的に裁量保釈も求め,
実質的には裁量保釈を狙っていくことがほとんどです。

裁量保釈と私が保釈請求の際に注意していることについては,
また次回に譲ることとします。
今日,銀行の案内カウンターで案内を受けていたところ,案内係の方から,
「失礼ですが,バッヂが外れてしまってるようですよ!」
と声をかけられました。

弁護士バッヂは,裏側に各弁護士の登録番号が記されており,
身分証としての役割も果たします。
つまり,同じバッヂはないため,無くすと色々面倒ですし,
結構なお金を取られてしまいます。。

そのため,声をかけられた私は,一瞬たじろいで襟元に目をやった
のですが,いつもどおりスーツの襟にバッヂが裏返されて付いていました。

それで,案内係の方が勘違いした理由に気付き,
「いやいや,これ裏返しに付けているので,こんな感じなんですよ~(照)。」
と答えたところ,案内係の方は大変恐縮されて,
「差し出がましいことを申し上げて,申し訳ございませんでした!
壊れて外れてしまったのかと思ってしまいました(汗)。」
とご丁寧にも仰っていました(笑)。


弁護士バッヂは,こうした胸元に付けるバッヂとしてはかなり大きく,
一際目立つ上,弁護士バッヂをドラマ等で見て知っている人も多く,
「俺って,弁護士だぜっ。」と周囲に誇示しているようで何だかバツが悪いです。

しかも,弁護士も人の子ですから,デートをしたり,飲んで多少品のない話をしたり,
レンタル店でそっち系のDVDを借りたりすることもあるわけです(注:個人的な体験談
ではありません。決して。)。
そんなときに,その人の胸に弁護士バッヂが光っていたら,どうなるでしょうか?!

きっと,すぐさま

「ベンゴシがおねえちゃん連れて食事中」
「今,必死に口説いてたけど,撃沈したなう」

などとツイートされた上,

「ベンゴシも意外に大したことないねww」
「納得いかないから,控訴すんじゃね??ww」

などと心無いリツイートがされてしまうことは日の目を見るより明らかなのです
(繰り返しになりますが,体験談ではありません。)。
そう考えると,とてもバッヂを表にして付ける勇気がありません。。

そのためか(?),私に限らず,弁護士にはバッヂを裏返して付けている方が大勢います。
また,普段は付けない派も結構多いので,普通に付けている弁護士の方が
少数派のような気さえします。

それでも,刑事裁判に臨んだり,強制執行に立ち会ったりする場合等,
自分が弁護士であることを周囲にアピールしなければならないときもあります。
私は,そういうときだけ,バッヂを表にして付けるようにしています。

我々の業界では当たり前のことなんですが,たしかに普通の方からすると,
わざわざバッヂを裏にして付けるということはおかしなことで,
今日の受付係の人のように,一見壊れていると感じる方がいても不思議ではないかも
しれませんね。
昨日は,もの凄く感動したニュースがありました。
本当に涙が出そうになりました。

当然のことながら,AKB総選挙で大島優子が首位に返り咲いたこと!!

・・・ではありません(恥)。。

こちらです↓↓
<東電女性社員殺害>マイナリ受刑者の再審決定 東京高裁

有名な「東電OL殺人事件」の犯人として,無期懲役判決を受け,
横浜刑務所で服役していたネパール人のゴビンダ・プラサド・マイナリさんに
再審開始決定が下りました。しかも,刑の執行停止の決定のおまけまで付いて。

この事件については,事件発生当時から非常に興味がありました。
「これは,絶対に冤罪くさい」
そう思い続け,その後の裁判の経過もずっと見守ってきました。

司法試験に合格後の司法修習で,ゴビンダさんの弁護団の中心人物である
神山啓史弁護士から刑事弁護の指導を受けたこともありました。

この事件や冤罪事件については,語り始めると切がないので,
また機会を改めようと思いますが,一つだけ刑の執行停止の決定が下りたこと
について触れておきます。

先ほどは「おまけ」と書きましたが,今回の事件では,
この刑の執行停止が非常に重要です。

再審開始決定が出たとしても,それは単に裁判のやり直しが始まることを意味するだけで,
刑の執行が止まるわけではありません。
つまり,懲役刑に服している人は,再審開始決定が出ても刑務所から出てこられる
わけではないのです。
再審の結果,もう一度有罪と判断される可能性があるわけですから,
これは当然のことですね。

そして,過去に再審開始決定が出た事件で,刑の執行停止の決定まで出た
ものはあまりありません(最近の「足利事件」では出ましたが,これは他に
真犯人がいることが判明していたからです。)
それにもかかわらず,今回,裁判所が刑の執行停止を出したということは,
弁護側が提出した新証拠により,ゴビンダさんの無実がほぼ確実である
と判断したからにほかなりません。

この決定により,ゴビンダさんは釈放されましたが,不法入国者のため,
現在は入国管理局に移され,ネパールへの強制送還手続が取られている
ようです。
つまり,今後再審の結果がどうなろうと,ゴビンダさんが刑務所で服役する
可能性はほぼなくなったわけです。

今回の決定は,勿論科学の進歩のおかげもありますが,
弁護団や支援者らの血のにじむような努力の賜物に他なりません。
彼等に対して心から敬意を表します。
また,一日も早く,ゴビンダさんがネパールの地を踏めることを祈っています。

2012.06.01 事務所訪問
昨日と今日は,ちょっとした事務所訪問ラッシュです。

昨日は,私が司法試験受験生だったころの友人,今日は,近所の事務所の
先輩弁護士と同期の弁護士がそれぞれ別々に来てくれました。

事務所にはまだ片付いていないところもあるのでお見苦しいかったか
もしれませんし,大したおもてなしもできませんでしたが,
普段一人で黙々と仕事をしているので,たまに人が来て
くれると,良い気分転換になって嬉しいです!

また,第三者的な視点から,事務所について意見やアドバイスをくれたりするので,
色々参考になります。
みなさん口を揃えて言うのが,事務所の場所が分かりにくいので,看板や案内板等
を出した方がいいということ。
これはそのとおりだと思いますので,近いうちに大家さんとお話して準備しよう
と思ってます。
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