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「鎌倉法律事務所」誕生秘話(って,そんな大袈裟なものではないですが・・・。)
のその2です。

その1はこちらから

①大船
②鎌倉
③湘南

事務所名にする地名・地域名の候補は以上の3つに絞られました。

事務所の場所から端的に考えつくのは①大船でしょう。
しかし,実は一番先に①が候補から外れました。

一番の理由は,ストレートに「大船」を冠した法律事務所が既に存在し,
かつ地域に定着していることでした。
10年前はゼロだった大船に法律事務所が増えてきたとはいえ,
未だ数軒しかありません。
そのため,「大船○○法律事務所」という名前をつけてしまうと,
どうしても既存事務所と混同されるおそれがあったのです。

①と②・③をミックスした「湘南大船法律事務所」,「鎌倉大船法律事務所」
という名称も少しだけ考えましたが,やはり既存事務所との区別がつきにくい
というリスクがあったのでやめました。

そこで,②と③の内どちらかを事務所名に入れることになりました。

ただ,③湘南については,既に使用している既存事務所が3軒(鎌倉に1軒,
藤沢に1軒,大船に1軒)あります。
ですので③を付けると,やはりそれらの事務所と混同されるリスクがありました。
これに対して,②鎌倉を使用している既存事務所は2軒しかありませんでした。

そのため,②鎌倉が最有力候補となってきました。


その3へ続く
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先日の記事の続きになりますが,今回は,「鎌倉法律事務所」に決まった
経緯について書こうと思います。
まあ,色々と長くなると思うので,全3回程度を予定しています。


前事務所から独立することになり,地元大船での開業も決め,
事務所の場所も決めたのですが,名前は最後まで悩みました。

法律事務所の名前で多いのは,自分の氏名を使うパターンです。
これは,どの弁護士の事務所かが一目瞭然になりやすい反面,
名前に個性がないと事務所としての個性も薄れがちです。
また,私の「山田英男」という氏名は,どこをどう捻っても平凡で
インパクトがないものですし,同姓同名や類似名が沢山あり,全くアピール力がありません。
そのため,自分の氏名をつけるということは全く考えていませんでした。

そこで,最初から,事務所名には必ず地名あるいは地域名を入れるつもりでした。
せっかく地元で開業するのですから,地元にアピールするような名前に
するのがベストだと思ったこともあります。

そして,私が開業している鎌倉市大船から導き出される地名・地域名としては

①大船
②鎌倉
③湘南

辺りが無難なところでしょうが,更に広げると以下のようなものも考えられました。

④横浜(単独で使用するのは問題ですが,大船が横浜市南部と接しているため,①~③
と併用することはセーフのはず。)
⑤神奈川南部
⑥神奈川東部
⑦相模
⑧粟船(大船の古来の呼び名)
⑨柏尾川(大船を流れる川)
⑩戸部川(⑨の別名)
⑪玉縄(大船駅西部の地名。以前玉縄城があり,江戸時代初期には玉縄藩も置かれていた。)

この内,⑨から⑪は,純粋な地元の人以外に全くアピールする力がありませんし,
⑧は地元民ですら知らないマニアックな名前なので,⑧~⑪は頭を掠めた
程度で早々にオミット。

また,⑤~⑦もあまりにも漠然としすぎて,逆に地元の人にアピールできず,
こちらもオミット。

そのため,①~③を基調としつつ,場合によっては④を加えることも考える
方向で事務所名を検討することにしました。

次回へ続く

自分の子供に名前を付けるときと同じく,法律事務所の名前を決めるときも
非常に頭を悩ませるものです。

以前は,弁護士の「氏もしくは氏名+法律事務所」や「地名+法律事務所」を名乗る
事務所が圧倒的に多かったようですが,弁護士の数の増加に伴って,
法律事務所の数も飛躍的に増え,法律事務所の名前もレパートリー溢れる
ようになりました。

日弁連の規定によると,名称に関する縛りは意外と少なく

・「法律事務所」を入れること
(ただし,弁護士法人の場合は,代わりに「弁護士法人」を入れること)
・同一弁護士会内の他の事務所と同じ名前をつけてはいけないこと
(ただし,自己の氏・名を使う場合等はOK)
・不正の目的で他の事務所と誤認されるような名称をつけてはいけないこと
・品位を損なう名称をつけてはいけないこと

くらいしかありません。

ところが,普通に考え付くような名称は,既に存在しているのが現実です。
そのため,考えすぎたせいでしょうか,某政党のようなキラキラネームを名乗る
事務所も少なくありません。。


最近よく見かける事務所名のパターンとしては,以下のようなものが挙げられます
(いずれも実在しません。念のため。)。

1 地名+イメージ単語パターン

地名に加えて,事務所のイメージを表すような単語を一言入れる
パターン。
たとえば,「鎌倉みどり法律事務所」,「大船リバー法律事務所」
のようなものです。

2 横文字一本勝負パターン

「マウンテン法律事務所」,「法律事務所プライド」のようなもの。

3 地名ひらがな・カタカナ化パターン

「かまくら法律事務所」,「ヨコハマ法律事務所」のようなもの。

4 ネット検索狙いパターン

インターネットでの検索ワード上位の単語をつなぎ合わせて
つけたと思しきパターン。
最近,東京等の大都市に見られるようになってきました。
具体例は出せませんが・・・。


私も,今年4月の独立に当たり,事務所名をどうするかが一番悩みました。
いかにして,「鎌倉法律事務所」に落ち着いたかは,また次回にでも書こうと
思います。



いきなりですが,私は,暑いのが苦手です。。
ですから,夏は,一年で一番辛い季節となります。
南国リゾート地は,他の人にとっては天国でも,私にとっては
地獄以外の何者でもありません。

それでも,今年の夏は,幾分過ごしやすい気がします。
日々の気温を見ると,とても冷夏とは言いがたいにもかかわらず,
このように感じるのは,きっと昨年・一昨年の記録的な暑さを
体が覚えているからではないかと思います。

やっぱり,人間慣れが肝心なのでしょうか。
まあ,それでも,南国に住んでみたいとは思わないですけれど。。

このまま,早く秋になってほしいと願う山田でした。
先日(と言っても,もう一週間以上前ですが・・・),証人尋問について
書きましたが,今回は,証人尋問の山場である反対尋問のセオリーについて少し書いてみたい
と思います。

よくTVドラマの法廷シーンで,検察官や弁護士が相手方の証人や当事者に対して,

「本当は,・・・・だったんじゃないんですか!!??」
「どうして,・・・・したんですか??!!
おかしいじゃないですか!!」


みたいな反対尋問をしているのを見かけます。

ですが,反対尋問のセオリーからすると,上記のような質問の仕方は
おかしい
ということになります。


原則として,誘導尋問が許されない主尋問と違い,反対尋問では
誘導尋問が全面的に許されています。
また,事前に証人テストができる主尋問と異なり,反対尋問では
相手方が何を答えてくるか分かりません。

そのため,反対尋問では,答えが事前に予測できないようなオープンな
質問は極力避け,原則として誘導尋問で質問をしていくことになります。
つまり

「あなた,平成○○年○○月○○日午前10時ころ,~にいましたね。」
「あなたは,そこで・・・・をしていましたね。」
「・・・・をしている最中,あなたは,××さんが通りかかるところを
見ましたね。」

というような聞き方で尋問をしていくことになります。

また,反対尋問で誘導尋問をする場合は,基本的には,証人が「はい。」としか
答えられないような質問しかしないようにします。
つまり,尋問者は,事前に証拠を精査して,証人が認めるであろう
こちらに有利な質問事項を事前に考えて,ひたすら誘導で聞いていく
ということになるのです。

もっとも,冒頭に挙げたような,

「本当は,・・・・だったんじゃないんですか。」

というような質問の仕方をすべきときもあります。
それは,証人の証言を潰す材料がある場合です。
そういう場合,証人にひたすら材料と矛盾する証言をさせて,
もはや言い逃れできないところまで追い込んでから,最後に潰す材料を示すようにします。

例を挙げます。

証人Aの証言=私は,事件当時,車道の左側を走っていました。
尋問者が主張する事実=証人Aは,事件当時,車道の右側を走っていた。
証拠=証人Aが事件当時車道の右側を走っていたところを撮影した写真

このような場合
「事件当時,あなたは,車道のどちら側を走っていましたか。」
というように,あえてオープンな聞き方をして,
証人Aに,「車道の左側を走っていた。」という回答をさせます。

更に,
「いやいや,本当は車道の右側を走っていたんじゃないですか。」
というような質問をして,証人Aの「左側を走っていた。」という
証言を固めます。

そして,証人Aに写真を示し,
「この写真は,事件当時のあなたの運転する自動車を撮影したものですね。」
「この写真では,あなたは,車道のどちら側を走っていますか。」
という質問をして,証人Aの証言を潰しにかかります。

ここで気をつけなくてはいけないのは,証人Aから
「車道の右側。」という答えを引き出した後,それ以上
証人Aにしゃべらせず,すぐに次の質問に行くということです。

「あなた,さっきは左側と言っていたのに,写真では右側を走っている
のは,どうしてですか!?」
というような質問をしてはいけません。
証人Aに言い訳をする機会を与えることになるからです。


以上が,反対尋問のセオリーということになります。
では,証人を潰す材料もなければ,誘導尋問でこちらに有利な答えを
引き出す余地も全くない場合は,どうすればよいのでしょうか。

反対尋問のセオリーからすると,そういう場合は
何も聞かない
というのが正解ということになります。

以上,反対尋問のセオリーについて書いてきましたが,実際の反対尋問に
ついては,また機会を改めて書こうと思います。
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