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身に覚えのない罪で捕まったときの対処法の3回目になります。
今回が一応最終回となります(今後,今回書ききれなかったことを
どこかでまとめようとは思ってます。)。

その1はこちら
その2はこちら

その3 すぐに弁護士を呼ぶこと

その1,その2では,身に覚えのない罪で捕まってしまった場合の
自分自身の対処法について述べてきました。

しかしながら,身体拘束を受けて,外部との連絡がほとんど取れない異常な
状況下に置かれてしまうと,よっぽど肝の据わった人でもない限り,
20日間も厳しい取調べに耐え続けることができるものではありません。
特に,接見禁止といって,弁護士以外の一般人に会うことができない措置が
採られると,本当に精神的に厳しいことになってしまいます。

また,その1やその2で書いてきたように,否認事件では,取調官は,
何とか被疑者の口を割ろうとして,色々な嘘をついて自白を採ろうとします。
その場合,自分自身で取調官の言っていることが正しいのかを冷静に判断する
ことなどできるはずもありません。

ですから,もし身に覚えのない罪で捕まった場合は,できるだけ早く
弁護士を呼んで下さい。

「弁護士の知り合いなんていないよ~。」
という方もいらっしゃるかもしれません(まあ,このブログを読んでいただいている方で,
神奈川県にお住まいの方は,私を呼んでいただければいいと思いますが(笑))。

そんな方でも大丈夫!
当番弁護士制度
があります!!

当番弁護士についての詳しい説明は省きますが,各弁護士会が実施しているもので,
身体拘束を受けた方の要請があれば,弁護士が無料で1回接見に行くというものです。

そこで,逮捕されてしまったら,迷わず警察の人に当番弁護士を呼んでほしいと
伝えてください。
そして,来てくれた弁護士に問題がなさそうなら,すぐに弁護を依頼した方がいいです。

では,その弁護士がどうも頼りなかったり,逆に弁護を断られてしまったり,
弁護士報酬が準備できなかったりして,当番の弁護士に依頼しなかった場合は
どうしたらいいでしょうか。

一定以上の重い刑罰(死刑,無期,長期3年を超える懲役または禁固)が
定められている犯罪で捕まった方であれば,被疑者国選弁護制度を利用できますので,
すぐに被疑者国選弁護を請求してください。
この場合,たとえお金がなくても依頼することができます。

被疑者国選弁護の対象事件ではない罪(暴行・痴漢等)で捕まってしまった場合に
どうするか悩みますが,先述のとおり,否認事件の場合に一人で戦い抜くのは
非常に困難ですので,できる限り弁護士に依頼すべきです。

そこで,当番で来た弁護士に知り合いの弁護士を紹介してもらったり,
留置施設で同房の人の弁護士を通じて頼んでみたりして,何とか
弁護士にアクセスした方がいいでしょう。

たとえ,弁護士に依頼するお金がなくても,弁護士によっては日弁連の
刑事被疑者弁護援助という制度を利用して依頼を受けてくれる人もいます。


弁護士との接見を通じて,現在の自分の置かれた状況を確認したり,
その1・その2で書いてきたようなことを適宜アドバイスしてもらったり,
取調官の言っていることが本当かどうか確認したりできますし,
自分の味方になってくれる人がいると思うだけでも,精神的に随分と楽になる
ものです。

捜査のプロでかつ巨大な組織体である警察や検察に対して,自分一人で
戦うのは,格闘技をやったことのない人が,いきなりプロレスの道場に
殴りこみをかけるようなものです。
身の覚えのない罪で捕まった人は,可能な限り早く弁護士を付けることを
お勧めします。
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