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公認会計士も,どこぞやの業界と同じような事態になっているのですね・・・。

就職難で公認会計士受験者が激減 金融庁の誤算…人材の質低下を懸念


・大した根拠もなく,人員増加の必要性をぶち上げる

・試験の合格者を大幅に増やす

・大量の合格者が出ても,受け皿がなく就職難民が増加

・資格自体の魅力がなくなり,受験者が減少⇒今ココ


もっとも,単に合格者を増やしただけでなく,法科大学院を卒業しなければ,
原則受験資格を得られないとしたこちらの業界の方が,より罪深い気もします。。

司法制度改革で,法科大学院構想が持ち上がったとき,盛んに以下のようなことが言われて
いました。

当時の旧司法試験は,合格率が低すぎ,しかも予備校が横行して,
受験テクニックに長けた者ばかりが合格しやすくなっている。
そこで,多様なバックグラウンドを持つ優秀な人材を,各界から広く集めるため,
受験資格を法科大学院卒業者に限り,その代わり司法試験の合格者を大幅に増やし,
合格しやすいものにする。

その後,新司法試験がスタートして,平成以降2~3%台で推移していた司法試験の合格率は,
(当初の目論見よりは低くなったものの,)大幅に上昇し,現在は25%程度になっています。

しかしながら,結果として司法試験の人気は年々陰りを見せ,平成25年度の
受験者は,平成24年度の約8300人を大幅に割り込み,約7650人になって
しまいました。

この不人気には様々な理由があり,先ほど触れた合格者急増に伴う就職難のほか,
法科大学院の授業料が高額であること,働きながら法科大学院に通学する
ことができないこと,司法修習生の給与が廃止されてしまったこと等が挙げられています。
また,当初は50%程度を予定していた合格率が実際には低迷していることを挙げる
人もいるようです。

勿論,これらが司法試験不人気の大きな理由になっていることに間違いはないと思います。

ただ,私は,これらに加えて,司法試験合格がかつてのようなプレミアムでなくなって
しまったことも大きな理由ではないかと思ってます。

かつての司法試験は,名実(合格率・試験の内容)共に日本一難しい試験であったことに
間違いなく,もう受験すること自体が何か修行僧にでもなるようなイメージを持たれて
いました(現実はともかくとして・・・)。

そのため,そこそこ自分の能力に自信のある人達が,それなりの覚悟をもって,
挑戦していました。
つまり,合格率が低く,極めて難しい試験だったからこそ,大きな人気を得ていたのだと
思うのです。

私自身,受験生時代を思い返すと,「弁護士になりたい。」という気持ちと同時に,
「難しい試験だからこそ,是非やっつけてやりたい。」という気持ちがあった気がします。

実際,現在でも「予備試験」と呼ばれる試験に合格すれば,例外的に法科大学院を卒業しないでも
司法試験の受験資格が得られるというルートが存在するのですが,本ちゃん司法試験と異なり,
この試験の人気はうなぎ上りに上がっています。
これは,法科大学院を卒業する時間・費用が勿体無いという現実的な理由の他に,
「予備試験合格」というのが一つのプレミアムになっているからだと思っています。

こういった,プレミアム偏愛は,誤ったエリート志向だと切り捨てる人もいますが,
私はそうは思いません。
むしろ,優秀な人材ほど,そういったプレミアムに目がない気がします。

私の合格した年の司法試験では,合格者約250人,合格率は約1%でしたが,
沢山の大学在学中合格者がいました。
彼らは,総じて明晰な頭脳を持っていることに加え,驚異的な集中力,強靭な
精神力を持ち合わせていました。
このままでは,彼らのような優秀な人材は,法曹界に入ってこなくなると思います。


登山家ジョージ・マロリーが言ったとされるタイトルの名言ではないですが,

「どうして司法試験を受けたんですか。」と聞かれて,

「司法試験があったからさ。」

と,思わず答えてしまうような試験に戻してほしいな~と思う今日この頃です。



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