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今まで,散々当ブログで書いていた,非嫡出子の法定相続分の差別規定について,
昨日,最高裁大法廷が違憲の決定を下しました!!

婚外子相続格差は違憲=「家族形態は多様化」―民法規定めぐり初判断・最高裁大法廷

戦後,最高裁に違憲立法審査権が認められてから,9件目の法令違憲(法律の規定
そのものが憲法に反しているという判断)になります。

ただ,案の定というべきか,本件決定は,差別規定が遅くとも平成13年7月の時点で合理的根拠
が失われていたと判断しながら,既に解決済みの事案には影響を及ぼさないという断りを入れています。

法律が違憲・無効だったのになんで???

と思われる方も多いかもしれません。

しかし,もし,過去の解決事案についても,違憲判断の効力が遡って及ぶことになると,
過去のあらゆる事件が裁判所に持ち込まれて,世の中が大混乱に陥ってしまいます。

そのため,日本の違憲立法審査権では,違憲判断は当該事案にしか効力を
及ぼさないという建前が採られているため(個別的効力説),このような結論に
なってしまうのです。
最高裁があえてその点に言及したのも,無用な混乱を避けるようとしたからなのでしょう。


後は,国会がこの規定を早急に削除することを望むばかりです。

日本で初めての法令違憲の判断が出た尊属殺加重処罰規定(刑法200条)は,
1973年に違憲判決が出ながら,1995年まで削除されずに放置されました。

そのような怠慢は決して許されません。


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